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ゆたかな水は、いろんな産業をそだてている

 黒部川扇状地のゆたかな水は、人びとの生活をうるおしている。
 黒部川の水は、愛本の合口用水でとられ、扇状地のすみずみまで送られている。なんと、そのとちゅうの田んぼの中で、発電にまで利用されているんだよ。この用水のおかげで、扇状地では米がたくさんとれる。
 おいしい酒やみそ、しょうゆ、とうふ、かまぼこなども、きれいな水のおくりものだ。
 きれいでゆたかな地下水は工業も発展させた。ファスナーやアルミ建材、電子部品などの大きな工場はそのしるしだ。
 きれいな黒部川がながれこむ富山湾では、いろんな魚がとれる。ホタルイカ、バイ、シラエビ、タイ、ヒラメ、ブリなど、とれたての味は最高だ。

米をモミのまま保存している
カントリーエレベーター

黒部川扇状地に広がる工場群

扇状地の海岸ぞいで
冬に行われている地びきあみ




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