光神話 パルテナの鏡
任天堂
ファミコンディスクシステム
1986.12.19
闇の女神メデューサに捕らわれた光の女神パルテナを救出する為、エンジェランドを舞台に主人公ピットくんが、魔物を倒しながら進んでゆく、愛と勇気の冒険アクションゲーム。ワールドは大きく分けて「冥府界」「地上界」「天空界」の3つで、各ワールドの砦で待ち受けているボスを倒して、三種の神器を取り返したら、最後は何故か? 横スクロールシューティング風のステージで、間抜けな顔だけの大ボス「メデューサ」と対決する!って感じの作品ですね。これが意外と序盤の冥府界からして、激ムズなんですよ。ステージ構成は「アイスクライマー」のような縦スクロールで、少しでもミスって下に落ちると、お間抜けな曲と共に「ヤラレチャッタ」と感動的なメッセージ(笑)が見られます。しかし、この作品でしか味わえない、光る個性もあるんです! 例えばボス戦の時なんかは、途中で助けた仲間のイカロスくん達が援護しに来てくれるんですけど、すぐにやられてしまう。ボスの攻撃で、儚くも散っていくイカロスくん… 涙なしでは、見られない名シーンですね。さらにナスの呪いを受けて、ピットくんの姿がナスになってしまう場面。かなり情けないけど、不思議と笑えたりするのねぇ〜 この状態で温泉に入って、しゃがむと「ナスの天ぷら」を揚げているように見えますよ〜ん!(笑)