水晶の龍
スクウェア(DOG)
ファミコンディスクシステム
1986.12.15
漫画家の佐藤元氏が、キャラクターデザインを手掛けたアドベンチャーゲーム。主人公ヒュー・ルーカスが、行方不明になってしまった少女シンシアを救出するまでの冒険が描かれている。この作品の特長は、ファミコンのアドベンチャーゲームとしては非常に珍しい「アイコン」による操作を可能にした点である。しかし、操作性の部分に多少の難があり、最初は途惑うことも多い。それにストーリーの面でも、かなり強引で意味不明な部分があり、ゲーム全体のボリューム感も無い… だが、不思議と記憶に残る作品でもあった。それは、当時出ていたゲーム専門誌「ファミリーコンピュータマガジン」に掲載された、シンシアと野球拳ができるウソ技の影響で、このゲームを書き換えしたからかもしれない(笑)。