おもひでのゲーム Page12

ディスクシステム用ゲーム2遠野みづきさん

 
  子猫物語  
     
 

当時、大ヒットしていた映画「子猫物語」を題材とした横スクロールアクションゲームです。主人公の可愛い子猫のチャトランを操作して、木に飛び移ったり、アイテム(木の実,卵)を敵にぶつけたりして、全24シーンをクリアーすると恋猫?に会えるゲームらしい… ほのぼのした見た目とは、裏腹に理不尽な程の高難易度。まず、最初に出てくるネズミくんに激突して死に、木の葉を突き上げるとカブトムシが出現するわぁ〜 まさに地獄絵図状態。その見事なダメゲーぶりに、呆れて約二ヵ月後「水晶の龍」に書き換えされることになる(爆)。しかし、木の葉がクネクネと揺れる奇妙なグラフィックだけは、非常に印象深い作品だったりします。

 
     
 

メーカー/ポニーキャニオン 対応機種/ファミコンディスクシステム 発売日/1986.9.19

 
 

 

 
  ザナック  
     
 

伝説の縦スクロールシューティングとして、今も語り継がれている名作。発売当時の宣伝文句は、「高速スクロール」と「ファミコン初のAI搭載」で、このゲーム最大の特長なのであります。まず、とてもファミコンで動いているとは、思えない程の超高速スクロール。コイツは本当に感動もんっすよ〜 そしてプレイヤーのテクニックによって、刻々と難易度が変化していく自動難易度調整機能(AI)が、この作品を更に魅力的なものにしている。シンプルなシステムに絶妙なゲームバランスが、未だにファンを魅了してやまない永遠の名作シューティングゲーム… それが「ザナック」なのだ! ちなみに今度、ザナックの開発を手掛けたコンパイルから発売されるPS用ソフト「ZANAC×ZANAC」には、ファミコン版「ザナック」を忠実に再現したバージョンも収録されます。ファンとしては、嬉しい限りですね♪

 
     
 

メーカー/ポニーキャニオン 対応機種/ファミコンディスクシステム 発売日/1986.11.28

 
 

 

 
  謎の壁  
     
 

まずタイトルだけ聞くと、何だか怪しい感じの作品ですけど、実はブロックくずしゲームなのです。やっぱり、ビデオゲームの元祖として知られているアタリ社の「ポン」から比べると、かなり進化してます!(当たり前) 様々なパワーアップアイテムが使える時機レッドファイターを操って、バリエーション豊富な裏表全84ステージをクリアーするのねぇ。しかしステージ中には、邪魔をしてくる敵キャラや、いろんな障害があります。そこでミサイルやパワーボールなどのアイテムを、上手く駆使してブロックを破壊したときの感動と言ったら… さらに絶妙なゲームバランスが良い感じなんですよ〜 つまりブロックくずしの基本を守りながらも、素晴らしい進化を遂げたゲーム… それが「謎の壁」なのです。

 
     
 

メーカー/コナミ 対応機種/ファミコンディスクシステム 発売日/1986.12.13

 
 

 

 
  水晶の龍  
     
 

漫画家の佐藤元氏が、キャラクターデザインを手掛けたアドベンチャーゲーム。主人公ヒュー・ルーカスが、行方不明になってしまった少女シンシアを救出するまでの冒険が描かれている。この作品の特長は、ファミコンのアドベンチャーゲームとしては非常に珍しい「アイコン」による操作を可能にした点である。しかし、操作性の部分に多少の難があり、最初は途惑うことも多い。それにストーリーの面でも、かなり強引で意味不明な部分があり、ゲーム全体のボリューム感も無い… だが、不思議と記憶に残る作品でもあった。それは、当時出ていたゲーム専門誌「ファミリーコンピュータマガジン」に掲載された、シンシアと野球拳ができるウソ技の影響で、このゲームを書き換えしたからかもしれない(笑)。

 
     
 

メーカー/スクウェア(DOG) 対応機種/ファミコンディスクシステム 発売日/1986.12.15

 
 

 

 
  エスパードリーム  
     
 

未だに根強いファンがいるコナミの隠れた名作RPG。メルヘンチックな5つのワールドを舞台に、ヘンな角の付いたヘルメットを被った少年(笑)が、村長の娘アリスを救出するため、大活躍するといった感じのゲームです。まず、この作品最大の特長は、戦闘システムにあります。普通のRPGとは大きく違い、フィールド上に出現する足跡マークに主人公が接触すると、突然画面が切り換わり、アクションタイプの戦闘シーンに突入しちゃいます♪ 当時、この足跡で敵の出現が分かるシステムには、ちょっと感激しましたねぇ。さらに強い敵でもレベルを上げて行くことで、倒せるようになった時の感動は、今でも忘れられません… カラフルな色使いのグラフィックと、軽やかな音楽が素晴らしくマッチしていて、実に完成度の高いゲームでした。

 
     
 

メーカー/コナミ 対応機種/ファミコンディスクシステム 発売日/1987.2.20

 
 

 

 
  夢工場ドキドキパニック  
     
 

当時、フジサンケイグループが開催していたイベント「夢工場」とのタイアップにより、製作されたアクションゲーム。一応、メーカーは「フジテレビ」となっているが、ゲームの開発には任天堂の「スーパーマリオ」シリーズを手掛けたスタッフが関わっている。その為、作品自体の完成度も非常に高い。ゲーム内容は、突然連れ去られてしまった双子ピキとポキを助けるために、イマジンファミリー(イマジン,リーナ,ママ,パパ)が、絵本の中の世界を舞台に大活躍するといったもの。大きくマリオシリーズと違う点は、モノを投げつけて攻撃できるってことですね! 地面に生えている野菜を引き抜いたり、敵そのものを持ち上げて、投げつける快感… やっぱり、当時のアクションゲームとしては新鮮な感覚を持った作品でしたねぇ。その後、海外市場向けにキャラクターが変更された「マリオUSA」が発売されたり、最近ではゲームボーイアドバンス用ソフト「スーパーマリオアドバンス」として出ている訳だから、意外と息の長い作品です!(笑)

 
     
 

メーカー/フジテレビ 対応機種/ファミコンディスクシステム 発売日/1987.7.10

 
 

 

 
  妖怪屋敷  
     
 

たった懐中電燈一本のみで、戦う過酷なアクションゲーム。勝手にお札を剥がして、妖怪にさらわれてしまったリカちゃんを救出するため、単身で妖怪屋敷へと向かう主人公のコウジくん。不気味な5つのステージ(首,叫,凶,死,呪)を突破して、愛しのリカちゃんを助けだせ! それにしても、このゲーム内容が結構、ハードなのよねぇ〜 何と言っても、武器は懐中電燈のビームだけだし、屋敷のステージ構成も複雑な為に、クリアーするのは意外と難しいです。この作品自体に対する思い出は、あんまり無いのですが、当時のプレゼントキャンペーンで「妖怪屋敷の特製扇風機」が当ったときの衝撃が強烈なもので… まぁ、オモチャみたいなモノでしたけどね!(爆)

 
     
 

メーカー/アイレム 対応機種/ファミコンディスクシステム 発売日/1987.10.23

 
 

 

 
  バイオミラクル ぼくってウパ  
     
 

前代未聞の赤ちゃんが大活躍するアクションゲーム。しかし、この作品の主人公ウパくんは、ただの赤ん坊ではないのだぁー なんと! ルアクーヨ王国の王子様であり、使う武器は妖精から貰ったガラ=スウォード(ガラガラ)なのである。さすがコナミさんのゲームだけあって、実にバランスの良いアクションに仕上がっています。ウパくんの攻撃方法も変わっていて、敵にガラ=スウォードを一振りすると、敵キャラはプクッと膨らんで宙に浮かんでいきます… それをボスにぶつけて攻撃したりできるって寸法です。意外とゲーム自体の難易度は、それほど難しくなくて、女の子でも十分に楽しめるぐらいですかねぇ。とにかく、ほのぼのした感じのグラフィックと、ポップな音楽… すべてが可愛らしい雰囲気で統一されていて、結構お気に入りの作品です。

 
     
 

メーカー/コナミ 対応機種/ファミコンディスクシステム 発売日/1988.4.22

 
 

 



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