おもひでのゲーム Page13

キャラバン公認ソフト藤原綾さん

 
  スーパースターソルジャー  
     
 

当時、ハドソンが夏に開催していたゲーム大会「ハドソン全国キャラバン」1990年大会公式認定ソフトとして発売された、縦スクロールシューティング。あの老舗メーカー「カネコ」が、制作した作品だけあって、ゲームシステムや難易度のバランスは、絶妙にチューニングされている。ノリの良いサウンドに合わせてテンポ良く進めるし、某グラディウスに出現するようなボスも出てくる。こりゃー開発したスタッフも、相当なシューティングマニアだったに違いない!(笑) さらにハマったのが、大会練習用の「キャラバンモード」であります。制限時間内で、いかにハイスコアを叩き出すかを競うモードであり、大会でも2分モード(予選)と5分モード(決勝)が使われました。この頃、地元のおもちゃ屋で店頭大会が開催されたので、実際に出場してみたのですが、結果はイマイチ。そこでキャラバン富山大会にも出場することに… 会場にはズラッと並んだモニター&PCエンジン本体に、凄い大音量で流れるサウンド。あまりの大舞台で、緊張により混乱したのか? 予選スタート直後、時機のスピード調節でセレクトボタンとランボタンを同時に押してしまい、リセットがぁー こうして私の熱い夏は、約10秒で終わりました(涙)。まぁ、今となっては古き良き思い出ですけどねぇ〜

 
     
 

メーカー/ハドソン 対応機種/PCエンジン 発売日/1990.7.6

 
 

 

 
  ファイナルソルジャー  
     
 

第7回ハドソン全国キャラバン公式認定ソフト。まぁ、ゲーム内容の方は前作「スーパースターソルジャー」のマイナーチェンジ版と言った感じ。意外とソルジャーシリーズの中でも、一番印象の薄い作品だが、ゲーム自体の作りは決して悪くない。シューティング初心者でも十分に楽しめる難易度調整は、結構好感が持てるし、相変わらずキャラバンモードも熱い。しかし…最大の弱点は、これと言った個性が無いところで、やはり新鮮味に欠ける部分があるのも事実。さて、去年の恨みを晴らすべく(笑)参戦したキャラバン富山大会。なんと!今回は、大会専用に作られた「スペシャルバージョン」が使用され、ちゃんとリセットが掛からない仕様になってる! ありがとうハドソン様。何とか、予選通過得点を超えるスコアを出して「1991ハドソンCD-ROM音楽全集」のCDを貰ったときの感動は、今も忘れられない… 結局、決勝のレベルにはついて行けず、惨敗だったけど個人的には満足できる結果でした。

 
     
 

メーカー/ハドソン 対応機種/PCエンジン 発売日/1991.7.5

 
 

 

 
  ソルジャーブレイド  
     
 

第8回ハドソン全国キャラバン公式認定ソフトとして発売された縦スクロールシューティング。この頃は、既に大会の練習用として発売日にソフトを買いに走りましたねぇ。しかも予約してまで…(笑) もう、ノーマルモードそっちのけで、ひたすら猿の如くキャラバンモードを繰り返しプレイする日々が続いた。基本的なシステムは、前作までの流れを継いでいたが、敵や地上物が少し固いため、出現パターンを完全に覚えて、早く確実に敵を倒す必要があった。つまり、敵キャラを早く倒すことで次の編隊が出現し、最終的にはハイスコアに繋がる訳だねぇ。さらに中ボスが吐き出す玉を撃って点数を稼ぐ、しかしこの中ボスを倒すタイミングが非常にシビアで、タイムギリギリまで引っ張るとラストの大ボスが倒せない場合も…(爆) こうして思考錯誤を繰り返し、少しずつスコアは伸びていった。ちなみに、この年の全国キャラバンには、富山パスコ大会、富山アピア大会、福島大会二日目、そして最後の東京大会、計四大会に出場。特に東京大会が、一番キツかったぁ〜 何と言っても、会場が真夏のデパート屋上ですぜぇ。本当あの時は、死ぬかと思ったよ!(ちょっと大袈裟?) 結局この大会が、事実上シューティングゲームで行なわれたキャラバンとしては、最後の大会となった。うーん、キャラバン戦士達の熱い戦いを、もう一度見てみたい…

 
     
 

メーカー/ハドソン 対応機種/PCエンジン 発売日/1992.7.10

 
 

 

 
  Hi-TENボンバーマン  
     
 

ハイビジョンとワークステーションコンピュータの組み合せで実現した、世界初の10人同時に対戦できるボンバーマン。勿論、ハドソンがイベント用に開発したもので一般には市販されていない。このゲームを使って開催されたのが、1993年の「第1回ハドソンスーパーキャラバン」であった。当時、これを初めて見たときの感動は今も忘れられない… 大型ハイビョンモニターに映し出される広大なステージを舞台に、10人のボンバーマン達が激しいバトルを繰り広げる様は、まさに圧巻。ゲームシステムの方は、どちらかと言うとPCエンジン版「ボンバーマン'93」に近い。しかしオリジナルの要素も多数あり、慣れないうちにやられるパターンも多かった。特に爆弾を一斉に爆発させてしまうアイテム「起爆装置」のおかげで、何も知らないプレイヤーが次々と犠牲になっていた。これに関しては一応、起爆装置が出現すると警報が鳴る仕組みになっていたので、ある程度回避することも可能であった。そしてバトル終盤では、強力な火力の爆弾による「ラインボム」の応酬が繰り返された。結局、これを勝ち抜くには、アイテム運と実力の両方が必要だった訳です… 私の場合は早々と爆死した為、開き直ってスタンプラリーコーナーで遊んでましたけどね!(爆) また、別にテレビ局で行なわれたイベントで「Hi-TENボンバーマン」をジャンジャン遊べる機会があったのですが、この時は勝敗関係なしで純粋に「面白い!」と思いましたねぇ。

 
     
 

メーカー/ハドソン 対応機種/専用システム 公開日/1993.7.21

 
 

 



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