おもひでのゲーム Page15

危険なゲーム達香山タマミさん

 
  スクーン  
     
 

潜水艦をモチーフとした横スクロールシューティング、それが「スクーン」 ゲーム中のコミカルな雰囲気とは裏腹に、侵略者オトト星人の手によって海底に沈められた世界を救うという、かなり重たいストーリーが存在していたりする(笑)。プレイヤーは潜水艦スクーンを操り、海底ドームに捕らえられている人々を救い出すのだ! 実はこの救出するときが一番難しい。海底ドームを破壊すると、紙のようなペラペラな人間達?が10人放出される。でも大抵2人〜3人は、シャチくんの餌食になってしまう(涙)。うーん、ゲームで食物連鎖の仕組みを表現するとは、ある意味スゴイ!(意味不明) 作品内容とまったく関係ないですけど、この頃に出たアイレムのファミコンカセットって、本体の電源を入れると赤く光る「発光ダイオード」が付いていたんですよねぇ。あれが妙にカッコよかったな〜

 
     
 

メーカー/アイレム 対応機種/ファミコン 発売日/1986.6.26

 
 

 

 
  トランスフォーマー コンボイの謎  
     
 

ファミコン史上、最も凶悪なアクションゲームとの呼び声も高い迷作。トランスフォーマーとは… 当時、タカラから発売されていた乗り物に変形するロボットのオモチャ。アニメ化されるほどの人気を誇っていた。意外と知られていないが、この作品の主人公は「ウルトラマグナス」であり、実はタイトルにもなっている「コンボイ」は、ゲーム中に一切出てこない。まさに「コンボイの謎」なのである(笑)。瞬殺…このゲームを一言で表現するならば、最も相応しい言葉であろう。大半のプレイヤーがスタート直後、3秒以内にやられたという伝説が残っているほど激ムズ。とにかく敵の放つ弾が、非常に小さく、かなりのスピードで飛んでくる!(怒) しかも敵の弾を一撃食らっただけで、ウルトラマグナスは見事に大爆発するのだ!(大激怒) だがこの異常とも言える難易度を攻略してこそ、真のゲーマーと呼べるのかもしれない?

 
     
 

メーカー/タカラ 対応機種/ファミコン 発売日/1986.12.5

 
 

 

 
  聖飢魔II 悪魔の逆襲  
     
 

ファンに惜しまれつつも1999年末に解散した伝説のヘビメタバンド「聖飢魔II」を題材としたアクションゲーム。もちろん主人公はデーモン小暮閣下(10万34歳)であり、捕らえられたメンバー(エース、ゼノン、ライデン、ジェイル)を救出し、神ゼウスを倒すという壮大なストーリーである(汗)。一般的に、かなりのクソゲーと酷評されている本作だが、この独特なジャンプアクションに慣れてしまえば、意外と楽しめる作品だったする。特にエンディングの悪魔寺で行なわれる大黒ミサは、涙なしでは見られない名シーンなのである。閣下のありがたいお言葉…おまえもろうにんぎょうにしてやるぞ!!(謎)

 
     
 

メーカー/CBSソニーグループ 対応機種/ファミコン 発売日/1986.12.25

 
 

 

 
  ゴルゴ13 第一章 神々の黄昏  
     
 

正体不明の超A級スナイパー・デューク東郷が、世界をまたにかけて活躍する大人気マンガ「ゴルゴ13」も、実は過去にファミコン用ソフトとしてゲーム化されていた。やはりゴルゴ13だけあって、ゲーム内容も他の作品とは一味違う。まずACT1(横スクロールアクション)スナイパーであるゴルゴが、初期の状態ではキック攻撃しかできないのだ! 敵を倒すと、何故か爆発する始末(ロボなのか?)。さらにたちの悪いのが、しゃがんで銃を撃ってくる敵キャラ達。ゲーム中のゴルゴは、銃をしゃがみ撃ちできないため、呆気なく敵にやられたりする(爆)。何とかACT1をクリアすると、次のACT2がいきなり横スクロールシューティングに! しかもスタートボタンを押してポーズ画面を見ると、突然カラオケモードに突入♪ なるほどっファミコンのIIコントローラに付いているマイクで歌えば良いのねぇ(笑)。この作品、任天堂のゲーム機用ソフトとしては珍しく、ちょっとエッチなシーンがあったような? ある意味、ゲーム史上に残るバカゲーといえよう。

 
     
 

メーカー/ビッグ東海 対応機種/ファミコン 発売日/1988.3.1

 
 

 

 
  霊幻道士  
     
 

かつて日本国内でも一大ブームを巻き起こした香港のホラー映画?「霊幻道士」も、当時ファミコン用ソフトが発売されていたのだ〜 作品内容の方は、道士を操りキョンシーに乗っ取られた村を救うといった感じ。一応アクションゲームなのだが、とにかくキャラクターのモーションが遅いため、知らず知らずの間にキョンシーに突き殺されるパターンが多い(汗)。しかもゲームオーバー時には、弟子のにやけた顔を見せられたりして、さらに怒り爆発! だが、このゲームにも「無敵」という名の邪道なウラ技があった。やり方は、道士のこころ(ドラクエでいう復活の呪文?)を「どうしの こころど うしのこ ころへ」と入力するだけで、あら不思議♪道士が無敵に… まぁ、これはこれで虚しいものがある(爆)。

 
     
 

メーカー/ポニーキャニオン 対応機種/ファミコン 発売日/1988.9.16

 
 

 

 
  ラサール石井のチャイルズクエスト  
     
 

当時その存在すら世間では知られていなかった幻のアイドルグループ?「チャイルズ」を、完全に抹殺するために作られたファミコン用RPGである(笑)。ここで「チャイルズ」について簡単な説明をしておこう! チャイルズとは、石井光三オフィスのタレント、りん(久留龍子)、きりこ(磯野貴理子)、ゆうこ(茂原裕子)の3人によって結成されたお笑い軍団なのだ!(一部ウソ) しかもこの中で唯一芸能界に生き残っているのは、磯野貴理子だけなのである(まさに恐怖)。私がこのゲームに手を出してしまったのは、たまたま近所の店で320円という低価格で投げ売りされていたから… 勿論、当時はチャイルズを知らなかった。ハッキリ言って内容はドラクエのパロディなのだが、営業(戦闘シーン)での攻撃方法が「よいしょ」だったりするところは、意外と笑える。ナムコの血と汗が染み込んだ迷作RPG、チャイルズファンなら是非一度はプレイしてみてほしい。

 
     
 

メーカー/ナムコ 対応機種/ファミコン 発売日/1989.6.23

 
 

 



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