その1
正式なカタログではないのですが。左のような、横長のものです。「全国のスカイラインファンのために日産プリンスが特別編集」と、下のカタログに説明してあります。B5版変形、36ページ。このカタログのなかでは、世界初の「フットセレクター」の解説とかポール・ニューマンのこととかが載っています。そう言えば、今でこそ鉄仮面なんて呼ばれてるけど、この頃はもちろんRSなんて発売されてないし、「ニューマンスカイライン」という愛称を無理に浸透させようとメーカー側ががんばってたっけ。 |
薄口のものです。この赤のスカイラインの横にたたずむポール・ニューマンの姿に憧れてました。このカタログで車種の多さにびっくりしたものです。2000だけでセダンには11車種、その他にディーゼルが2車種、1800が2車種と実にボディを有効に使ってたものです。この当時、遅れて発売されるだろうと言われていたRSの方が気になっていたし、なによりこの時、免許の残り点数が1点しかなくて、今度免停になったら4回目ということもあって、しばらく運転を我慢してた頃です。若かった。 |
表紙に「スカイライン誕生25周年記念謝恩セール開催中。」と書いてあります。正式なカタログではなくその期間限定のものです。内容としては、それぞれの車種の紹介と25年間のスカイラインの歴史が載っています。桜井さんのコメントも載ってるので、ちょっと紹介してみましょう。「スカイラインが誕生して、25周年を迎えました。実に四半世紀におよぶ長い歳月をスカイラインと共に歩んできたわけで、これは、何にもかえがたい喜びであり、今日までスカイラインを育てあげてくださったお客様に心からお礼を申し上げます。25年間、実にたくさんの喜怒哀楽を体験してきましたが、今になってふり返ると、あっという間の出来事であったというのがいつわらざる実感です。スカイラインは、ご承知の通り「血の通ったクルマづくり」を一徹なまで追い続けてきたクルマです。それに、R380、R381、R382という一連のレーシングマシンやGT−Rなどでのレース活動で得たノウハウをスカイラインに還元、より高性能、高品質をめざしてきました。これからもその思想を強固に守り続け、人間の手足のように自由に操縦できるスカイラインの開発に邁進いたす覚悟です。今後ともよろしくお願い申し上げます。桜井真一郎」と、若い顔写真とともに載ってます。 | |||
左の2枚の画像は、上のパンフの中にはさまっていたものの表と裏です。ポール・ニューマンの顔写真の左は’82の7、8、9月のカレンダーです。裏はシルエットのポスターと24Kゴールドプレーティングモデルカーのプレゼントの紹介です。 |
少し分かりにくいですが、表紙に「’82グランプリ受賞」と入っている総合カタログです。もちろんこの頃にはRSもデビューしてるので、このカタログにもしっかり載ってます。表裏の表紙を合わせると48ページのものです。中の見開きページの1枚には赤いGT TURBOの写真とともに「クルマは愛だ。」と大きな文字で書かれてます。今でこそ気恥ずかしくなるようなセリフですが、当時は「そやそや、確かにそうだ。」と納得していたものです。 |