その3
私の記憶に間違いがなければ、このカタログがスカイライン史上初めてRSという文字が載ったカタログだと思うのですが。(間違ってたら教えてください。)画像では小さくて見えませんが、表紙の「RS」の文字の下にカタカナで「レーシングスポーツ」と入っています。RSを購入する前、毎日のようにこれを眺めていたものです。このカタログカラーのガンメタと黒のツートンもそれなりにいいと思ったのですが、やっぱり車の色は白でしょうと、わけもなく決めてたので、迷うことなく白を注文しました。赤ならすぐにでも納車できるというディーラーの方の誘惑を断って、結果として2ヶ月間待ちました。もし赤を注文してたら、今ごろは下半分を黒く塗って「西部警察」仕様にしてたでしょう。それはそれでおもしろかったかな。
S56年11月のRSのカタログ | ★ | |
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この後、60タイヤを履かせたRSが登場したためS57年9月にカタログの一部が手直しされ、この時初めて赤黒のツートンカラーがカタログカラーとなりました。最初、赤黒のツートンはアドバンを履かせた特別仕様車として登場したのですが、とても評判がよかったので正式にカタログカラーに採用されたのです。「特別仕様車だから」と買った人が少しかわいそう。でも後にこれがRSのイメージカラーになったのだから、まあ買って損はなかったでしょう。
手直しされたカタログで大きく違うページを載せてみました。表紙はヘルメットをかぶったポール・ニューマンになりました。
おもしろいのはポール・ニューマンがRSに寄りかかっているページ。タイヤが60になりアルミも変わったため、タイヤ部分だけを合成してあります。きっとポール・ニューマンにもう一度撮影をお願いするお金を節約したのでしょう。(あくまで、推測ですが)
左と右の違いはタイヤだけ。