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ついに出ましたって感じのRS−TURBO、あまりにも有名になった「史上最強のスカイライン」というコピーはここから始まったのです。カタログの中のセリフはえらく自信に満ちていて、「あのGT−Rから10年、ついにスカイライン史上最強のスカイラインが誕生した。4バルブDOHCターボ、空前の190PS/6400rpm、パワーウェイトレシオ9.1kg/PS、リッター当り出力95.5PS/g、そして驚異的な低燃費10.2q/g。高級高性能車の名にふさわしいスペック、RSターボ。この車の限界性能を知ることの出来るドライバーはそう多くはない。」と、言ってます。う〜む、確かにそうだと思う。私のRSはノンターボですが、それでも車の性能を100%出し切れてるとは思いません。(腕の未熟さもありますが。)だからこの車が出たときには、「自分にはノンターボのRSで十分。」と自分に言い聞かせ、無理やり自分を納得させていたように思います。本当は悔しかったのですが。
    


マイナーチェンジ後のカタログです。これにはRS系は載ってなくて、GT系だけのカタログです。確かこのときからアルミホイールがフィンタイプに変わったんじゃなかったっけ。サイドのデカールのデザインも少しおとなしめになったっけ。個人的にはアルミのデザインはよくなったと思うのだけど、デカールは前の方がよかったと思うのですが。RS系じゃないものは、マイナーチェンジで高級感が増して安っぽさがなくなり成功だと思います。テールライトにも透明なカバーが付いたけど、おかげでリフレクターがドーナツの中心ではなく、今までのバックランプのスペースに移されたのがいまいちです。夜走っているスカイラインの後姿を見ると、4つのドーナツ型の赤色の下に四角いリフレクターがいかにも場違いな感じで光ってて。


これもマイナーチェンジ後のカタログですが、これは総合カタログみたいなもので、GT系、TI系、RS系とすべての車種が載っています。でもやはり一番の注目はRS系でしょう。このマイナーチェンジではびっくりしました。あまりにもフロントまわりが変わりすぎて。正直なところ今でも少し違和感があります。フロントまわりはあまりにも直線的でエッジもはっきりしているのに、リアのサイドウインドゥ周りと、Cピラーからトランクエンドまではどこか温か味のある直線で、いまいち前後のバランスが取れていないように思うんだけど。やっぱりバランスという点では、マイナーチェンジで無理に変えたグリルより前期の3本グリルの方がよくて当たり前かな。でもまあ個人的な好みの問題だし、この鉄仮面のグリルもそれなりにカッコイイと思うし、結局はR30のスカイラインならなんでも許せるかな。装備品の中にあるヘッドランプクリーナー。これは便利なものだ、と思っていたけど、結局今までに実用として使ったのは2回ほど。そうそう、確かこの鉄仮面の初期のものは、走行中最悪の場合、ボンネットが開いてしまうということでリコールされたんじゃなかったっけ。


マイナーチェンジ後の鉄仮面、さらにインタークーラーがついたターボCのカタログです。ご覧の通り見開きだけのものですが、「クールに乗れ。」という大きく印刷されたセリフがまず目に入ります。インタークーラーで冷やすことから閃いてつけたコピーでしょうが、う〜ん・・・。さらに説明の中には「スポーツシーンの勝利者のごとく、あくまでもクールにステアリングを握ってほしい。」とありますが、これもう〜ん・・・。とにもかくにも、これでRSは205PS/6400rpmとなり、目まぐるしく続けたモデルチェンジも一段落着きました。
     



その   その   その   その   その  その  その(オプショナルパーツカタログ)